お花を暮らしに取り入れる楽しみは
ベイスに生けるところから始まっています。
肩ひじ張らずに、
気軽にお花を楽しめたら良いですよね。
でも、せっかくなので、
可愛く飾りたいし、長持ちさせたい。
今回はちょっとしたコツやポイントを
ご紹介したいと思います。
お花屋さんから帰って来たら
持ち帰った花をすぐに飾っても問題ありませんが、もし買ってから数時間経っている場合、
まずはたっぷりの水につけて休ませた方が元気になります。
たとえば、遅く帰宅してすぐに生けることが出来ない場合は、
その日は触らずにそのまま水に浸けておき、翌日生けた方が生き生きしていることがあります。
水に浸ける時のポイント
花部分に巻いてある包装紙はそのままで、
切り口に巻いてある紙や留めてあるゴムを外し、
その部分をたっぷりの水に浸けてください。
それでは生けてみましょう
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最初に花瓶に生けるのは枝分かれしているもの(枝もの)がおすすめです。動いてしまう枝や茎を留める役割をしてくれます。
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一番長い花の高さは花瓶の高さの2倍くらいのイメージで。もちろんそれ以上でもOKですが、倒れないように気を付けて。
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茎を切る際は水に接する断面の面積を広くするため斜めにカット。(なるべく水の中で切ってあげます。)
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水に浸かる部分の葉や蕾は取り除きます。
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お花が何種類かあった場合、高く使うものはスリムなものを。重心低く入れる花は大輪や満開のものをいれるとバランスが取れます。
同じ種類の花を生ける
①チューリップ
春になるとお花屋さんに様々な色のチューリップがたっぷりと並び、楽しい気分になりますね。
でも、同じ種類のお花を生けるのって、意外と難しいと感じることも。
同じチューリップを生けるときは、ほんの少しずつ長さを変えると、立体感が出ます。
蕾の状態のものや細いものを長く使い、太目で開いているものを短く使うのがコツ。
とは言え、チューリップは光や温度で動くので、あまり考え過ぎずに自由に生けるのがおすすめです。
蕾の状態のものや細いものを長く使い、太目で開いているものを短く使います。
水に浸る葉は取り除きます。
考え過ぎずに自由にアレンジ!
②トルコキキョウ
一枝に数輪の花がついているお花は、切り分けることが出来るので、気軽に使いやすいお花の一つ。
花の種類が一種類だけでも、高さを変えると奥行が出て華やかに。緑を添えるとまた違う印象に。
背の低いベイスに生ける
例えば、大輪の花は頭が重く、大きく生ける時には他の花も入れたり、全体にボリュームが必要になってきますが、
背が低いフラワーベイスはそんな大輪系の花を一輪生けるだけで華やかに演出できます。
又、数本の花をまとめて小さめのブーケを作り、ぽんといれるだけでも様になるのでとても便利です。
背の低いベイスは食卓に置いても
視線を遮らないので邪魔になりません。
大きな花を生ける
印象的な大輪のお花。とても惹かれますが、さて、どう飾りましょう?
短い大輪のお花はあえて一本だけにして、背の低い花器に生けて印象的に。
お花だけでも十分ですが、枝や緑の葉などを加えると花を引き立ててくれ、更にムードが出ます。
可愛く飾ったお花を長持ちさせるポイント
さて、可愛く飾れたら、せっかくですから、永く永く愛でたいですよね。
日々のお手入れのポイントを覚えて、お花と仲良く日々を送れますように。
お花を長持ちさせるポイント
★新鮮な水
水中バクテリアの繁殖を防ぐため、なるべく一日一回水替えをしましょう。お花が長持ちする薬なども効果があります。
★茎を洗い切りもどしをする
水替えの際、茎部は丁寧に洗い、水に浸いている部分を少しカットしてあげましょう。
★日々のお手入れ
枯れた葉や萎んでいる花殻はこまめに取り除いてあげましょう。
フラワーベイスは「お花のある暮らし」のパートナー。
自分の好みに合ったベイスを選んだら、
今回ご紹介したポイントを参考に、
ぜひお好きなお花を気負わず楽しく飾ってみてください。
お花や緑と仲良くなれると、日々の暮らしが生き生きしてきますよ!